2018-11-01から1ヶ月間の記事一覧
奈良少年刑務所(奈良市般若寺町18)は耐震性に問題があり、2016年度に閉鎖になりました。今後はホテルとして生まれ変わるそうです。 建物は1908年の竣工で、レンガ造りの外塀、正門が特徴です。設計は旧司法省の山下啓次郎。竣工時の状態がよく残…
佐紀池(奈良市佐紀町)は、平城宮跡の北側にあります。何の変哲もない池のようですが、そうではありません。復元大極殿の近くというのがいいのです。 池に復元大極殿が映ります。天気が良ければ若草山や春日山も写し込むことができます。さらに運が良ければ…
奈良大好きくらぶの仲間の衣風窯で、コーヒーカップが出来上がりました。大和郡山市小泉町の喫茶店「ほっと ひといき」にもらわれていき、デビューしました。(K)=2018年11月20日撮影
うわ薬もつけて作品を焼き、窯から出しました、コーヒーカップ。「生まれました。私たち」。そう話しているようです。(K)=2018年11月20日撮影
新年を長谷寺(奈良県桜井市初瀬731)で迎えたことがあります。山門から399段の廻廊(かいろう)が続きます。観音万燈会(かんのんまんとうえ)の明かりを頼りに登っていくと、灯篭(とうろう)が廻廊わきの冬ボアンを浮かび上がらせていました。 竹を…
豆風花(とうふうか=奈良県生駒郡斑鳩町龍田西1-1479)は変わった豆腐屋さんです。看板が目に入り、名前から豆腐屋さんと推定して店をのぞくと、玄関先はビオラを中心にしたたくさんの花の苗が並んでいました。 花の中にいた女性に「豆腐屋さんではな…
奈良県立民俗博物館(奈良県大和郡山市矢田町545)は博物館であるとともに、広い公園でもあります。公園部分は無料なので、家族連れなどでにぎわいます。 この時期は、紅葉も楽しめます。特に博物館の建物に向かうみちはの紅葉は、日が照ると真っ赤になり…
古くから紅葉の名所と知られる竜田川に沿った竜田公園(奈良県生駒郡斑鳩町稲葉車瀬)に、紅葉狩りに出かけました。トイレには、入るのをちょっとちゅうちょするような張り紙が。(S)=2018年11月25日撮影
「ちはやぶる 神代も聞かず たつ田川 からくれなゐに 水くくるとは」(在原業平)▽「嵐ふく 三室の山の もみじ葉は たつ田の川の 錦なりけり」(能因法師) この2つの歌でも知られるように、奈良・斑鳩の竜田川は古代から、紅葉の名所になっています。川に…
奈良市・西大寺の近鉄百貨店のすぐ北東側に、高野陵(称徳天皇陵)があります。遙拝所からは全体像が見えませんが、白い小石を敷き詰めた遙拝所にほうきではけ目をつけていた人に聞くと、前方後円墳で、濠ははあるが水はなくなっているそうです。 称徳天皇は…
近鉄京都線髙の原駅から南西に7~8分歩くと、UR平城第二団地(奈良市右京2-1)があります。道路から少し高くなった場所に棟が立っているので、道路からはコンクリートの壁が立っています。晩秋になると、ツタの赤い壁になります。 取り立てて紹介する…
奈良市左京5の「左京の森」は、地元の人が花を育てている公園です。晩秋から初冬にかけてのこの時期は、花が少なくなる時期ですが、それでもサザンカ、皇帝ダリアなどが咲いています。 サザンカはフェンス沿いに木が並んで、赤い花をつけています。サザンカ…
高松塚古墳(奈良県高市郡明日香村平田439)は、明日香を代表する古墳です。1972年に、石室の中に極彩色の男女群像の壁画が発見されたためです。古墳としては終末期のもので、7世紀後半から8世紀始めの築造と考えられています。 国営飛鳥歴史公園の…
石光寺(奈良県葛城市染野387)は花の多い寺です。有名なんは寒ボタンで、このブログでも取り上げたことがあります。今回は寒ボタンの前に咲くサザンカです。 境内はそれほど広いわけではありません。サザンカは塀ぎわに何本も植えてあり、白とピンクと赤…
奈良市平城宮跡の復元大極殿は、存在感のある堂々たる建物です。想像に任せるだけの広々とした奈良時代の空間の中で、大極殿と朱雀門だけが目立ちます。 平城遷都の710年から恭仁京(くにきょう)に移る間の第一次大極殿で、当時も今も平城宮のシンボルで…
奈良の紅葉の名所を挙げると、正暦寺(しょうりゃくじ、奈良市菩提山町)は必ず入ってきます。市街地からかなり離れ、木立の中に寺はあります。そう書くと、静かな寺だと思うでしょうが、紅葉の時期は臨時バスも出て、大勢の人が詰めかけます。 私も臨時バス…
奈良市の大安寺(奈良市大安寺2-18-1)は奈良時代、南都七大寺の1つでしただ。境内は自由に入れるのに、市中心部から少し離れているせいか、参拝客がそれほど多いわけではありません。晩秋から初冬にかけての時期は、境内の色も豊富で、のんびりする…
最近はネギの種類が増えているように思います。奈良の地元野菜などを売っている奈良市の「旬の駅ならやま」で売っていた「とくとく葱(ねぎ)」もその1つでしょう。包装にビニールには、JAならの文字がありました。 太い白ネギで、緑の葉の部分は幅が広く…
甘酒ブームなので、また奈良の甘酒を飲んでみました。今回は喜多酒造(橿原市御坊町8)の「酒屋のあま酒」です。この酒蔵は日本酒「御代菊」を造っています。 米と米麹(こうじ)だけの甘酒です。麹の粒々が目立ち、瓶の7割ほどを占めていました。もちろん…
京都の九条ネギは有名ですが、こちらは奈良県の「やまと五條ネギ」です。五條市青ネギ生産組合の商品です。 やや太めの青ネギです。それだけにしっかりした食感があります。味は癖がなく、マイルドです。レベルに「大和情熱野菜」と書いてありました。奈良市…
奈良市山陵町1179、関西文化芸術学院の前に、とても大きなサザンカがあります。高さは6~7メートルもあり、半球状にこんもり茂っています。 木が数本集まっているようですが、何本かよく分かりません。盛りには白い花をふんだんにつけ、葉の緑と花の白…
奈良市の平城宮跡には、いくつも展示施設・資料館があります。どれも無料で、入館者を奈良時代に引き込んでくれます。 遺構展示館もその1つ。発掘した場所の上に建物を載せたような施設で、柱の跡や水路などを、間近に見ることができます。(S)=2018…
奈良市の興福寺の南の三条通に、復元された奈良県里程元標が立っています。 明治政府は1873(明治6)年、新しい国づくりの基礎となる道路整備を行うための調査を始めました。国内の道路に起点を東京・日本橋と京都・三条大橋の中央と定め、各都道府県は…
奈良市奈良阪町にある地元産品などを売る施設、旬の駅「ならやま」で、奈良の野菜を買い求めます。写真は太みず菜。 包装の袋には、あまり出回らないと書いてありました。名前の通り、茎が太く、葉も大きいのですが、煮ると柔らかく、癖がありません。袋には…
甘酒がブームのようです。奈良市・近鉄大和西大寺駅近くの近鉄奈良店の地下に、奈良の地酒を売っているコーナーがあります。そこでも2種類の甘酒を売っていました。 そのうちの1つを買ってみました。「酒蔵のあま酒」で、上田酒造(奈良県生駒市壱分町86…
奈良市の近鉄京都線髙の原駅のすぐそばに、イオンモール髙の原店があります。広い商業施設で、その中に京都と奈良の府県境があります。 2階には府県境を示すラインが引いてあります。ライン上はケースが設けてあり、奈良側には仏像など、京都側には祇園祭の…
奈良市・西大寺の近鉄百貨店奈良店の地下に、奈良野菜を売っているコーナーがあります。そこで買ったのが、「十津川ひらきなめこ」でした。なめこを1つずつばらしたものです。 上湯川きのこ生産組合(奈良県吉野郡十津川町上湯川401-1)のものでした。…
奈良市・平城宮跡の朱雀門ひろばに、奈良の特産品の店を売っている店があって、楽しスペースです。食べ物が多く、古くからの名物もありますが、新しくものも目立ちます。 神鹿物語という最中を買って食べてみまし。鹿の形をしていて、皮は白く、サクサク。中…
奈良市の平城宮跡の朱雀門ひろばに、復原された遣唐使船が展示してあります。 以前からあるものですが、朱雀門ひろばが整備されてからは、天平うまし館から乗船するようになっています。甲板に登り、遠い奈良時代に思いをはせることができます。船を下の方か…
奈良市神功(じんぐう) 4、神功池の冬鳥の季節がやってきます。最盛期には何百羽が池で遊び、餌を探します。 近くで鳥に詳しい人によると、今年は暖かいので大量に飛来するのはまだだそうです。それでも、いいついているものも含め、マガモやヨシガモ、バ…