naradaisukikurabu’s blog

奈良が大好きな仲間のブログです。

ならまちの「身代わりさる」

f:id:naradaisukikurabu:20180708162212j:plain

f:id:naradaisukikurabu:20180708162408j:plain

f:id:naradaisukikurabu:20180708162526j:plain

f:id:naradaisukikurabu:20180708162601j:plain

f:id:naradaisukikurabu:20180708162743j:plain

f:id:naradaisukikurabu:20180708162016j:plain

f:id:naradaisukikurabu:20180708161458j:plain

f:id:naradaisukikurabu:20180708161712j:plain

f:id:naradaisukikurabu:20180708161912j:plain

f:id:naradaisukikurabu:20180708161337j:plain

f:id:naradaisukikurabu:20180708161242j:plain

 奈良市・ならまちの軒下には、「身代わりさる」と呼ばれる赤いぬいぐるみがぶら下がっています。

 「庚申(こうしん)さん」のお使いの申(さる)をかたどったお守りで、赤と白の丸い形をしていています。魔除けを意味し、災いを代わりに受けてくれるので、「身代り申」と呼ばれます。

 奈良町資料館で以前、さるに関する興味深い説明を読んだことがあります。大英博物館にさるがあるそうですが、13世紀に中国・敦煌(とんこう)からイギリスに持ち帰ったものだとか。奈良は「シルクロードの終着点」と言われることがありますが、それを裏付けるような話だと思います。

 ならまち象徴でもあるさるを、いくつか紹介します。(S)=2018年7月7日撮影

御霊神社の狛犬の足首

f:id:naradaisukikurabu:20180707181414j:plain

f:id:naradaisukikurabu:20180707181448j:plain

f:id:naradaisukikurabu:20180707181143j:plain

 奈良市薬師堂町24 、御霊神社の狛犬(こまいぬ)がおちゃめです。足首に紐がたくさん巻き付けてあるのです。

 もともとは、「愛犬が家を出ていかないように」「家に戻ってきて欲しい」という願いを込めた足留めの紐だったようです。質素な紐だったのですが、最近はカラフルになりました。

 神社は縁結びの神様としても知られ、恋みくじも用意してあります。おみくじには可愛い紐が巻いてあり、その紐を参拝者が結びつけているのではないでしょうか。そのため、おしゃれな狛犬になったと推測します。(S)=2018年7月7日撮影

飛鳥水落遺跡

f:id:naradaisukikurabu:20180707074935j:plain

f:id:naradaisukikurabu:20180707075027j:plain

 明日香は見所だらけの土地です。飛鳥水落遺跡(奈良県高市郡明日香村飛鳥)もその1つです。甘樫丘の東側、飛鳥寺の西側に位置します。

 この遺跡は、古代の水時計「漏刻(ろうこく)」の跡です。発掘調査での結果、正方形建物遺構が見つかり、基壇内に細い水路が走っています。水をくみ上げて落とし、時を計るものと推定されます。

 これらの遺構は斉明天皇の皇太子だった中大兄皇子が作ったとみられます。時の管理が、政権にとって大事だったことを物語っているようです。今は建物跡など当時の様子を示すものがいくつか置かれているだけで、後はは想像に任されています。(S)=2009年5月31日撮影

天理駅前のおしゃれな道案内標識

 

f:id:naradaisukikurabu:20180706134403j:plain

JR・近鉄天理駅奈良県天理市川原城町)の駅前にある道案内標識は、大変おしゃれだと思います。

 細い四角柱の標識が、道路に立っています。上部は電気もつき、夜に対応しています。細い分、文字が小さいのですが、地上にあるので、文字をすぐそばで見ることができ、あか抜けたデザインを考えれば、許容範囲でしょう。(S)=2018年6月23日撮影

f:id:naradaisukikurabu:20180706134442j:plain

千代酒造の櫛羅

f:id:naradaisukikurabu:20180706103630j:plain

f:id:naradaisukikurabu:20180706103401j:plain

 千代酒造(奈良県御所市櫛羅=くじら=621)に「櫛羅」という酒があります。そのラベルが変わっています。酒蔵を訪ね、当時の専務に聞いてみたことがあります。

 純米吟醸酒を造り、名前は知り合いの画家と相談して、地名をとった櫛羅と決めました。画家は障害児に絵を教えていて、ラベルのデザインは、その子ども5人に描いてもらったものを使ったそうです。字は割りばしで書いたもので、独創的なラベルになりました。(S)=2006年5月16日撮影

フランス食パン

f:id:naradaisukikurabu:20180705155645j:plain

 奈良市の「旬の駅ならやま」のパンコーナーで買ったものをも1つ。パン工房(奈良市大宮町2-2-1)のフランス食パンです。

 食パンの形で、フランスパンの要素を持っています。焼くとそれがはっきりします。皮はカリカリして、内側はサクサクです。小麦粉のほか、ハトムギの粉も使っていると

表示してありました。(S)=2018年8月3日撮影

十津川村の四国八十八カ所

f:id:naradaisukikurabu:20180705105648j:plain

f:id:naradaisukikurabu:20180705105706j:plain

f:id:naradaisukikurabu:20180705105722j:plain

 奈良県奈良県吉野郡十津川村大字平谷のホテル昴から15分ほど歩くと、山に入る細い道があります。民家の横からさらに登ると石柱が立ち、「左大師道」の表示。四国八十八カ所を知らせてくれます。

 石段があり、「山神」の石碑と「第壹番霊泉寺 釈迦如来」の石仏のレリーフ。石段の反対側には大師像の石仏。石段の上に仏堂。細い道に石仏が並んでいます。順番通りではありません。道は岩場を削って段をつけ、ワイヤを張ってある所もありました。15分で1周できました。(S)=2004年8月14日撮影