2019-06-13 西隆寺の記憶 歴史の重さ 奈良市の近鉄大和西大寺駅の北改札口を出て、前の道路を渡ると、「西隆寺(さいりゅうじ)の記憶」と書かれた説明板があります。 ここは奈良時代の平城京の北西部にあたり、西隆寺があった場所だそうです。称徳天皇の意向で造営された尼寺で、創建当時は西大寺に次ぐ格式でした。説明板には奈良文化財研究所の発掘調査で確認された遺構の写真なども、つけてあります。 寺は鎌倉時代には廃絶で、全容はまだわかっていないようです。(S)=2019年6月5日撮影