奈良県生駒郡平群(へぐり)町の「町の木」は「くまがし」です。その説明板が、平群町西宮 2、株式会社みやまえの門のそばに設けてあります。
その文章を読むと、倭建命(やまとたけるのみこと)が東国征伐帰途、「大和は國のまほろば……命のまたけむひとは たたみこも 平群の山の くまがしの葉を うずに挿せ そのこ」と國偲びの歌を詠みました。この歌から、平群町の木がカシとなりました。
くまがしの種類は不明ですが、平群に多く見られるシラカシかアラカシ
などをされているそうです。(S)=2019年1月28日撮影