2018-02-24 石のカラト古墳 歴史の重さ 奈良市神功1の住宅街の一角に、石のカラト古墳があります。周辺は神功1丁目緑地として整備されています。 国の史跡で、別名はカザハヒ古墳です。上が円形(直径9.2メートル)、下が四角(一辺13.8メートル)の二重構造で、「上円下方墳」と呼ばれます。鏡餅のような形で、表面は30センチ大の石で葺いてあります。 築造の推定は8世紀初め。数少ない終末期の古墳で、形も変わっていますが、目立たない場所にあるので、訪れる人の少ないことが残念です。(S)=2018年2月19日撮影