2020-01-14 薬師寺の水炎 素敵な奈良 歴史の重さ 奈良の精神 奈良市・西の京の薬師寺には、東西の三重塔があります。屋根の上には九輪と水炎が伸び、水炎には笛吹き童子と飛天が透かし彫りで描かれています。フェノロサは「凍れる音楽」と評しました。 九輪と水炎には風鐸がついていましたが、東塔はすべて落ちてしまい、再建された西塔にだけついています。少し強い風が吹くと、風鐸が鳴り、音楽を奏でます。(S)=2019年12月27日撮影