米に関しては、得な所に住んでいます。近くに、地元の農産物を売る店があって、奈良市や京都府南部の色々な米を手に入れることができるからです。
今回は奈良市大柳生町のヒノヒカリ。袋には「カルテック農法」の文字があり、「乳酸菌による安全と健康を守る栽培法」と説明してありました。
炊きあがって炊飯器のふたを開けると、強い米の香りがします。かんでみると、どこかどっしりとして、密度が濃く、重いような食感があります。かみごたえがあり、かんでいるうちに唾液(だえき)が引き出せれるような強さがあるのです。「ご飯のおとも」のようなちょっとしたものと食べる方が、米の味が引き立つような気がします。(S)=2019年1月20日撮影