東大寺の西側にある依水園(奈良市水門町21)に、スイレンを見に行きました。
依水園は江戸時代前期に造られた前庭と、明治時代の後庭からなっている日本庭園です。四季折々の花が楽しめますが、6月はスイレンやハナショウブです。
スイレンは小さい方の池がある前庭で見ることができます。それほど数が多いわけではありませんが、白と赤の花が三秀亭という和風の建物を背景にして咲いていました。ハナショウブは後園にあり、終わりかけていました。
静かな庭園ですが、後園に隣接してバスなどの大きな駐車場があり、後園を歩いていると車の大きなエンジン音が聞こえるのが残念です。庭園には寧楽(ねいらく)美術館があり、入場料は庭園と美術館との共通券しかなく、900円と高いのが気になります。(S)=2018年6月16日撮影