2018-05-01 春日大社の地ずり藤(5月上旬) 奈良の百花繚乱 春日大社(奈良市春日野町160)は、参道からストーリーがあるように思います。まず、鹿が迎えてくれます。木立ちの中をゆくと、次第に灯籠の数が増えていきます。 参拝した後は、本殿の左手前にある藤棚が目に入ります。房の長い藤であることから「地ずるずるり」の名前があるのでしょう。撮影した時は4月の終わりで、残念ながら房はあまり伸びていませんでしたが。 藤棚は建物の朱色、釣り灯籠の緑色との対比が絵になります。帰りには背の高い白の上り藤が送ってくれるのです。(S)=2018年4月26日