naradaisukikurabu’s blog

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髙山竹林園

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 生駒市高山町は茶筌(ちゃせん)の生産量が日本1で、「茶筌の里」として知られ、のんびりと散策するには、良いところです。気軽に訪れるには、髙山竹林園が良いかもしれません。

 茶筌は竹で作るので、それをイメージした公園です。50種類ほどの竹があるようですが、名前が示してあるのは10種類前後で、ちょっと残念な気がします。

 竹林の中に、小さな茶筌の資料館があります。茶筌の製造過程が説明してあり、さまざまな茶筌が展示してあります。訪れる人は多くなく、ゆっくりと見て回れるのは、見る方にとってみると、ありがたいことです。

 高山には冬の風物詩があります。刈り取られた畑の中に、三角帽子のように、竹が組まれているのです。竹の乾燥のためで、1、2月の弱い太陽が適していとか。茶筌や竹製品を売っている店もいくつかあります。茶道には縁がなくても、しゃもじ、バターナイフ、マドラーといった竹製品を物色するのも、楽しい物です。(S)=2015年8月11日撮影