naradaisukikurabu’s blog

奈良が大好きな仲間のブログです。

音如ヶ谷瓦窯跡


 近鉄京都線高の原駅から西に20分ほど歩いたところに、

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(おんじょがせきがようせき)があります。正確には奈良市からわずかに府県境を越え、住所は京都都府木津川市相楽台7ー6で、一帯は斜面を利用した公園広場になっています。

 1300年ほど前に平城宮が造られた時、使われた瓦は数百万枚と言われているそうです。その多くは奈良・京都府県境の奈良山丘陵の窯で焼かれました。音如ヶ谷瓦窯跡もその1つです。1979年の調査で4つの作業小屋跡が確認されました。今は窯跡が整備されて残っています。

 

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公園内には別に、歌姫西瓦窯跡(うたひめにしがようせき)の説明板が設けてあります。ここでは6つの窯跡が見つかったと書いてあります。(S)=2018年2月27日撮影