コケに旬の時期があるのかどうかは知りません。ただ、少し雨に濡れたコケはシットリとして、良いものです。。
伎芸天(ぎげいてん)が人気の秋篠寺へ出かけましたた。とはいっても、歩いて1時間弱の場所なので、思い立てば気楽に行けます。
コケの庭は、山門をくぐってから、境内に入る料金所までの間にあり、無料だから行きやすいのです。緑のビロードのような庭。杉苔もありますが一部分なので、柔らかな表面が庭一杯に広がっています。
緑の中に木立があり、木の根も見え、小さな石塔もあり、コケ庭が単調にならないように、これらがアクセントという役割を果たしています。(S)=2019年6月18日撮影
当帰菜
遍路のお礼参りで高野山に行った帰り、奈良県五條市の旧西吉野村の農家民宿「農悠舎王隠堂」で、昼ご飯をとったことがあります。料理は農産物ばかり。その中に、大和当帰(やまととうき)の天ぷらがあり、初めて食べました。
昔は薬草を集めて大阪・道修町に卸すような仕事をしていた家で、その建物を使って地元の野菜にこだわった食事を出しています。当帰は薬草として使われていたのですが生産量が減り、それを復活させようとして、生薬としては使わない葉の活用を考え、天ぷらにしたと教えられました。
それから1年たって、奈良市の近鉄
百貨店奈良店にある奈良野菜のコーナーで、大和当帰菜を見つけました。使用法として、「天ぷら、サラダ、スープに、ハーブや薬味としてお使いください」と説明してあります。切り込みの深いモミジの葉のような形をしていて、生で口に入れると、ハーブ系の強い味と香り、刺激があります。(S)=2019年6月5日撮影
酒のあてにいかが(30)豆腐のベーコン・大葉はさみカツ
木綿豆腐を水切りして、薄めの短冊に切ります。べーコンと大葉をはさんでサンドイッチ状にします。小麦粉をふり、溶き卵をつけ、パン粉で包んで、油で揚げればできあがり。(S)=2019年5月11日撮影